サプリメント選びの基本は、科学的裏づけと効果が証明されているものを選ぶこと。
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なぜマルチビタミン・ミネラルが必要なのか?

はじめに人間のエネルギー補給のメカニズムについて説明します

人間の体は60兆個の細胞で構成されていますが,この60兆個の細胞に常にエネルギーの原料を補給する必要があります。
このエネルギーの原料は食事を摂る事から得られますが、このメカニズムを理解してください。 まず、食事を摂りますと胃に入り、小腸で栄養を消化,吸収しやすいように下準備をします。
この流れは下図を見て頂くと解り易いと思います。

分解された栄養素は小腸から吸収され、肝臓に送られます。
肝臓は内臓最大の臓器であり、二つの重要な役割を持っています。

一つは小腸で吸収された栄養分のうちブドウ糖をグリコーゲンに変えたり、血液中のタンパク質であるアルブミンをつくるという栄養に関する役割です。

二つ目は、体に不要な物質を分解し胆汁の中に出すという排泄に関する役割です。

肝臓に吸収されたグリコーゲンは必要に応じてブドウ糖を血液中に放出します。
食後や糖分を含んだ飲料水を飲んだ後は特に血中のブドウ糖の濃度が高まり、細胞内に送り込もうとします。
細胞ではエネルギー源のブドウ糖を取り込もうとしますが,このときに必要なのが膵臓から出されるインシュリンというホルモンです。
細胞膜にはブドウ糖を取り込むための専用口(レセプター)があり、通常は不要なものが入らないように鍵がかかった状態で、ブドウ糖でも単独では中に入れません。
この入り口を開けるのがインシュリンであり、糖尿病の人はこのインシュリンが少ないために、折角のブドウ糖を取り込めず、どんどん血液中に溜まっていきます。
そして限度以上のブドウ糖の血中濃度(血糖値)になると血液が酸性に傾き過ぎ、命に関わることになるので尿に出してしまいます。
尿検査で糖が出ているといわれるのはこの状態のときです。

話しを栄養素に戻しますが人や動物は,食物から栄養を摂取しなければ生命活動を営むことができません。
人が摂取しなければならない栄養素は約40種類ありますが,これを大別すると、タンパク質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルの五大栄養素になります。

栄養素の働きは大きく三つあるとされます。まず、体を形づくる細胞や血液などの構成材料になること。
脳と心臓を除く殆どの組織では、古くなった細胞が常に新しい細胞に入れ替わっています。
その新しい細胞の材料として,主にタンパク質や脂質が使われます。

例えば20才ぐらいの人で胃や大腸,小腸などは約40日で全部新しい細胞に入れ替わります。
白血球は5日ぐらい、肝臓は約200日、体全体では骨も含めて一年間で85%は新しくなるといわれています。

次に、細胞が活動するエネルギーとなること。
主に糖質と脂肪がその役目を果たします。

最後に、生命活動に伴うさまざまな化学反応を助け、体の機能を調整すること。
この役目を担うものは1日何mg、何μgという微量でじゅうぶんな生理作用を発揮するので、微量栄養素と呼ばれ,ビタミンとミネラルに分かれます。
ビタミンとミネラルは体の構成材料にもエネルギーにもなりませんが、食物から摂取できないと生命活動を維持できません。

更に大きな役割は、老化や生活習慣病の原因になる活性酸素を中和する抗酸化剤としての働きです。
人をはじめ、すべての動物は空気中に21%含まれる酸素を呼吸して生命活動を営んでいます。
この呼吸で取り入れた酸素の2%が、非常に不安定な活性酸素となり細胞を酸化させる要因になります。
この活性酸素の攻撃が細胞内のDNAを傷つけたときにガンが発生するといわれています。

活性酸素はそれ以外にもいろいろな原因で発生します。
ストレス、紫外線、大気汚染、防腐剤、煙草、ダイオキシン、農薬、食品添加物、水道水に含まれる塩素等々枚挙のいとまも有りません。
我々現代人は生活環境の全てが活性酸素発生の原因に包まれているといっても過言では有りません。


では、五大栄養素を摂取する大切な食事はどうなっているでしょうか?

欧米では和食がダイエットの理想食として認められ、今や寿司、豆腐、味噌スープが世界的なブームになっています。
かたや日本では欧米型の食事が多くなり、脂肪の摂りすぎによる肥満が増え、循環器系の疾患が急速に増加しています。
よくある脳血栓による急死はこの傾向の象徴ともいえます。
それに加えて食材も昔のようなビタミン,ミネラルが豊富というわけにはいきません。
化学肥料による土壌の酸性化、水耕栽培によるミネラル不足、ハウス栽培での日照不足によるビタミン欠如など野菜類、根菜類は虫食いもない代わりに栄養素も不足しています。

例えばほうれん草などは10年前と比べるとビタミンCは十分の一になっています。
また米、砂糖、塩、小麦粉などは精製され、大切なミネラルや食物繊維を捨てています。
カロリーはあっても栄養素が入っていないレトルト食品、ジャンクフード、砂糖がどっさり入っているドリンク商品など生活習慣病の元ともいえる食品が我が物顔に普段の生活に入ってきています。

従って今の食材からどんなに気を付けて料理をしても、一日に必要な栄養量は物理的にも、経済的にも摂りきれません。

また、私達を取り巻く生活環境が先ほども言ったようにストレス、大気汚染、環境ホルモン、塩素が入った水道水、食品添加物……等々、ビタミン・ミネラルをより一層必要とする環境であり、尚且つ40才以上になると腸からの吸収力が弱くなり、さらに大量のビタミン・ミネラルが必要になります。

よく三度の食事をしっかり食べているので大丈夫と言っている人がいますが、残念ながら健康生活を維持できるだけの栄養はとれていません。

エネルギーは十分でも栄養素の量が足りないということです。

【アメリカではガンが減少、日本では増加】

医療先進国のアメリカでは政府が積極的に栄養補助食品の必要性を説いており、アメリカの全医師の56%が患者に栄養補助食品を積極的に摂ることを推奨しています。
その影響かガンの発生率が年々低下してきています。
これに反して日本ではガンの発生率が年々高くなり、今や三人に一人がガン、四人に一人が心臓血管障害、五人に一人が脳血管障害で死亡しています。

医療費も年間30兆円を超え毎年1兆円づつ上昇しており、健康保険基金も今や破綻状態に追い込まれています。
近い将来、医療費もアメリカ並に高負担の時代が来ることは確実です。
30兆円を総人口で割ると一人当たり25万円、四人家族で年間100万円の医療費を払っていることになります。
実際に病気になれば更に医療費がかかって来ます。
もし健康保険がアメリカのように破綻した場合はどうなるのか考えてみるまでもありません。

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