「ふっとづ」


「いっぱい」とか「沢山」という意味で使われます。
本来は「ふっとつ」と言うのが正しいのかもしれませんが、そこは微妙になまって「ふっとず」や「ふっとづ」と発音しています。
近い意味の言葉で「こったま」という言葉もあります。
使用例
「ふぐろにふっとづつめる」=>「袋の沢山つめる」
「あそごの店にふっとづおいであったで」=>「あそこの店にたくさん置いてあったよ」
何か物を運んでいる作業風景での会話
A.「このいれもんに、つめで、もってきて、くんねがなぁ」
B.「結構、おっき、いれもんなんね」
B.「やぃや、ひっておんもでわ」
A.「そんげ、ふっとづ、つめだら、おんもでで、もだんねこでさ」
A.「いれもん、おっきすけ、あんま、ふっとづいれねようにせぇばいいさ」
B.「んだね、ふっとづいれっと、もだんねもの、ね」
翻訳
A.「この入れ物に詰めて持ってきてくれませんか」
B.「結構大きい入れ物なんですね」
B.「いやはや、とても重いよ」
A.「そんなに沢山詰めたら重くて持てないでしょう」
A.「入れ物が大きいから、あまりいっぱい入れないようにすればいいよ」
B.「そうだね、いっぱい入れると持てなくなるからね」
買い物へ行ってきた後の会話
A.「いま、安売りだったすけ、買いもんに行ってきたんさ」
B.「何、こうで、きたんばね」
A.「みがん、だの、りんご、だの、ふっとづ、こうできてしょもだんさ」
B.「こどす、やーせみてらもんね」
A.「そうやんさ、みせや、いったでば、なんでもかんでも、ふっとづ、並んでらったよ」
B.「せば、おれも、買いにってこがな・・・」
翻訳
A.「今、安売りだったから、買い物に行ってきたんだよ」
B.「何を買ってきたの」
A.「みかんやりんごなど、沢山買ってきてしまったんだよ」
B.「今年は安いみたいだからね」
A.「そうなんだよ、お店へ行ったら、何でもいっぱい並んでいたよ」
B.「じゃあ、私も買いにいってこようかな」
と、会話で雰囲気を感じていただけましたか。
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